腸内ちょうない環境かんきょう整えととのえる」って言葉ことばはよく聞くきくけど、そのかぎ握っにぎってる立役者たてやくしゃ誰かだれかはあまり知らしられてない。ぼくの中のなかのきんたちが食物繊維しょくもつせんい食べてたべて作りつくりだす「短鎖脂肪酸たんさしぼうさんっていう物質ぶっしつなんだ。今日はきょうはこの魔法まほう物質ぶっしつと、それを毎日まいにち増やすふやす現実的げんじつてきなコツを伝えつたえるね。

この格言かくげん出典しゅってん元のもとの意味いみ

短鎖脂肪酸たんさしぼうさん(Short-Chain Fatty Acids)は、ぼくの中のなかの善玉菌ぜんだまきん食物繊維しょくもつせんい発酵はっこう分解ぶんかいするときに作るつくる物質ぶっしつ代表的だいひょうてきなのは酢酸さくさん・プロピオンさん酪酸らくさんの3つ。それぞれ役割やくわりがちょっとずつ違うちがうんだ。

酢酸さくさん体内たいない一番いちばんたくさん作らつくられる短鎖脂肪酸たんさしぼうさん血液けつえき乗ってのって末梢まっしょう組織そしきまで運ばはこばれて、エネルギーや食欲しょくよく調節ちょうせつ血糖けっとうあたいのコントロールに関わかかわる。お主成分しゅせいぶん同じおなじ物質ぶっしつだよ。

プロピオンさん肝臓かんぞう運ばはこばれて、コレステロールの合成ごうせい抑えおさえたり、とう代謝たいしゃ関わかかわったりする。プロバイオティクス研究けんきゅう注目ちゅうもくされてる物質ぶっしつでもある。

そして酪酸らくさん。ぼくが個人的こじんてきに「英雄えいゆう」と呼びよびたいくらいすごいのがこの酪酸らくさんなんだ。酪酸らくさん大腸だいちょう上皮細胞じょうひさいぼうのエネルギーげんで、なんとそのエネルギーのやく7わり酪酸らくさんでまかなわれてるって言わいわれてる。腸壁ちょうへき元気げんき保ちたもち、バリア機能きのう毒素どくそ悪いわるいきん血液けつえき入るいるのを防ぐふせぐフィルター)を維持すいじす仕事しごとをしてくれる。

3つの短鎖脂肪酸の役割比較。酢酸(血糖・食欲)、プロピオン酸(コレステロール・代謝)、酪酸(腸壁の栄養)を3列で示し、酪酸が強調されている図解
酪酸らくさん大腸だいちょう上皮細胞じょうひさいぼうのエネルギーのやく7わり担うになう腸壁ちょうへき主役しゅやくなんだ。

短鎖脂肪酸たんさしぼうさんはそれだけじゃない。腸内ちょうないのpHを下げさげ悪玉わるだまきん増えふえにくい環境かんきょう作りつくり免疫めんえき細胞さいぼう鍛えきたえ迷走神経めいそうしんけい通じつうじのうにもシグナルを送るおくるちょうかつ効果こうかのかなりの部分ぶぶんは、この短鎖脂肪酸たんさしぼうさん背後はいご動かうごかしてるんだ。

うんちくん的にてきに読みよみ解くとく

ぼくの目線めせん言ういうと、短鎖脂肪酸たんさしぼうさんってきんたちが汗水あせみずたらして働いはたらい給料きゅうりょうみたいなものなんだ。きんたちは食物繊維しょくもつせんいっていう「素材そざい」をもらって、せっせと発酵はっこうというめい作業さぎょうをする。その対価たいかとして、ぼくの腸壁ちょうへき養うやしなうエネルギー、悪玉わるだまきん抑えおさえ環境かんきょう免疫めんえき鍛えきたえ刺激しげきのう届くとどくシグナル、ぜーんぶをくれる。

食物繊維 → 腸内細菌 → 短鎖脂肪酸 → 腸壁の栄養 という流れを4段階の矢印で示す図解
食物繊維しょくもつせんいきん発酵はっこう短鎖脂肪酸たんさしぼうさん → ぼくの腸壁ちょうへき栄養えいよう。この流れながれがすべての出発点しゅっぱつてん

ぼくの観点かんてん大事だいじなのは、短鎖脂肪酸たんさしぼうさんそとから食べ物たべものとして取れとれないってこと。お飲んのんでも、ちょうおくきんたちが作っつくってくれる酢酸さくさんとは届くとどく場所ばしょ違うちがうちょう善玉菌ぜんだまきん食物繊維しょくもつせんい渡しわたして、自分じぶん腸内ちょうない作っつくってもらうしかない。だから「短鎖脂肪酸たんさしぼうさん増やすふやす」イコール「食物繊維しょくもつせんいをしっかり食べたべる」「善玉菌ぜんだまきん元気げんきにしておく」ことなんだ。

ぼくのかたちいろ・におい、ぜんぶ短鎖脂肪酸たんさしぼうさんりょう関係かんけいしてる短鎖脂肪酸たんさしぼうさん増えふえると、ちょう動きうごきがスムーズになり、悪臭あくしゅう減りへり便べんもまとまりやすくなる。最近さいきん研究けんきゅうでは、短鎖脂肪酸たんさしぼうさんメンタルや睡眠すいみん食欲しょくよくのコントロールにまで影響えいきょうしてる可能性かのうせい見えみえてきてる。ぼくはただの排泄物はいせつぶつじゃなくて、きんたちの仕事しごとのレポートなんだ。

今日きょうからできる1つのこと

毎日まいにち食事しょくじ食物繊維しょくもつせんい」と「発酵食品はっこうしょくひん」を1ひんずつ入れいれる。これだけ。前回ぜんかい記事きじ話しはなしたシンバイオティクスと同じおなじ考え方かんがえかただけど、目的もくてきを「短鎖脂肪酸たんさしぼうさん増やすふやすこと」に置きおき直すなおす意味いみがさらに深まふかまる。

うんちくんが食物繊維(バナナ・オーツ・豆・海藻)と発酵食品(ヨーグルト・キムチ・味噌・納豆)の2つのバスケットを持ち、頭上に短鎖脂肪酸の輝きアーチが広がる図解
食物繊維しょくもつせんいきんのエサ)+ 発酵食品はっこうしょくひんきん応援団おうえんだん)= シンバイオティクス。短鎖脂肪酸たんさしぼうさん一気いっき増えふえ組み合わせくみあわせ

特にとくに水溶性すいようせい食物繊維しょくもつせんい短鎖脂肪酸たんさしぼうさん増やしふやしやすい。海藻かいそう、オーツむぎ大麦おおむぎ、こんにゃく、果物くだものまめるい、きのこ。酪酸らくさん増やすふやすなら、大麦おおむぎやもちむぎ研究けんきゅう繰り返しくりかえし登場とうじょうする優等生ゆうとうせいだよ。

そこに発酵食品はっこうしょくひん(ヨーグルト・納豆なっとう味噌みそ・キムチ・ぬか漬けつけ)を組み合わせくみあわせる。「エサ+応援団おうえんだん場所ばしょ」の3つが揃うそろうと、短鎖脂肪酸たんさしぼうさん生産量せいさんりょうがぐっと増えふえ完璧かんぺき目指さめざさず、1日いちにち1ひんずつ。2〜4週間しゅうかん続けつづけると、ぼくが届けとどけるレポートが明らかあきらか変わかわってくるよ。

うんちくんアプリで毎日まいにちのぼくを記録きろくすると、「意識いしきしたしゅう」と「忘れわすれしゅう」の差がさが見えみえる。

まとめ

短鎖脂肪酸たんさしぼうさんはね、ぼくときんたちのチームワークが生み出すうみだす本当ほんとう主役しゅやく食物繊維しょくもつせんい発酵食品はっこうしょくひん毎日まいにち続けつづけるだけで、ぼくのなかきんたちが汗水あせみずたらして作りつくり続けつづけてくれる。今日きょう食事しょくじに、ちょっとだけ繊維せんい発酵はっこうをプラスしてみない?ぼくが届けとどけるレポートが、きっと答えこたえてくれるはずだよ。