ジャイアントパンダって、見た目みためはぬいぐるみみたいでかわいいけど、おはら中のなかの事情じじょうはかなり過酷かこくなんだ。実はじつはね、1日いちにちに40キロものたけ食べてたべて、10キロぐらいの大量たいりょうのうんちを出しだしてるんだよ。今日はきょうはパンダのうんち事情じじょうと、そこから読みよみ解けとける「自分じぶん合っあっ食べ方たべかた」のはなし伝えつたえるね。

この格言かくげん出典しゅってん元のもとの意味いみ

まず驚きおどろき事実じじつから。ジャイアントパンダは分類学ぶんるいがく的にてきに食肉目しょくにくもく、つまりクマやライオンと同じおなじ肉食にくしょく動物どうぶつのグループ」に入るいるんだ。も、消化管しょうかかん長さながさも、消化しょうか酵素こうそ出方でかたも、ぜんぶ肉食にくしょく動物どうぶつようのまま。

それなのに食べてたべてるのはたけ1日いちにちのうち14時間じかんぐらい、ひたすらたけ噛みかみ続けつづける。たけ食事しょくじの99%を占めしめ主食しゅしょくで、たけなしでは生きいきられないからだ進化しんかしてる。これは動物どうぶつかいでかなり珍しいめずらしいはなしで、専門家せんもんかかんでも「進化しんかのミスマッチ」って呼ばよばれてるんだ。

なに起きおきてるかというと、肉食にくしょく仕様しようちょうではたけがほとんど消化しょうかできない栄養えいよう吸収率きゅうしゅうりつやく17%うしみたいな草食そうしょく動物どうぶつ倍率ばいりつ(40%以上いじょう)と比べくらべると圧倒的あっとうてき低いひくい。だからパンダは1日いちにち12〜40キロのたけ食べたべないと足りたりない。そして食べたたべたりょう比例ひれいして、1日いちにち10キロ前後ぜんご大量たいりょうのうんち出るでる出てでてくるうんちにはたけ繊維せんい原型げんけいのまま残っのこってて、よく見るみるっぱのかたちさえ確認かくにんできるんだ。

うまみ受容体じゅようたい(T1R1)も遺伝子いでんしレベルで壊れこわれてて、にく旨味うまみをほとんど感じかんじないせつもある。これがいつからたけ切り替わきりかわったのか、なぜ切り替わきりかわったのかは、まだ完全かんぜんには解明かいめいされてないんだ。

うんちくん的にてきに読みよみ解くとく

ぼくの目線めせん言ういうと、パンダのちょうって「肉用にくようのキッチンで、ずっとたけサラダだけ作りつくり続けつづけてる」みたいな状態じょうたいなんだ。包丁ほうちょうもまないたなべ全部ぜんぶ肉用にくようにできてるのに、毎日まいにちたけしか入っいっってこない。当然とうぜん効率こうりつ最悪さいあく。だからたくさん入れいれないと最低限さいていげん栄養えいよう足りたりないし、処理しょりしきれないふんはそのままそと出てでてくる。それが「たけそのまま入っいっったうんち」の正体しょうたいなんだ。

ぼくは「これは食べてたべてもよかったの?」って聞きききたくなるりょうだけど、パンダにとってはそれが正解せいかい自分じぶんからだ仕組みしくみ合わあわない食事しょくじでも、りょう時間じかんでカバーすることはできる、っていう生き方いきかた見本みほんでもある。1日いちにち14時間じかん、ひたすら噛みかみ続けつづける。眠っねむってる時間以外じかんいがい、ほぼ食事しょくじ使うつかう。これがパンダの暮らしくらしなんだ。

ヒトの場合ばあいは、もう少しすこしやさしい。雑食ざっしょく動物どうぶつとして、にく野菜やさい穀物こくもつ発酵はっこう食品しょくひんも、いろんなものを消化しょうかできる柔軟なじゅうなんなちょう持っもってる。でも、それでも自分じぶんからだ合わあわない食事しょくじ続けつづけると、ぼくのかたちにちゃんとサインが出るでる乳製品にゅうせいひん苦手にがてひとがヨーグルトを毎日まいにち続けつづけるとおはらがゆるくなるし、揚げ物あげものばかりだと便べん硬くかたくなる。ぼくを観察かんさつするのは、自分じぶんからだ合うあう食事しょくじ見つみつける一番いちばんストレートな方法ほうほうなんだ。

今日きょうからできる1つのこと

今日きょう食事しょくじのち、トイレでぼくのかたちいろをちょっとだけ意識いしきして見るみる。これだけ。

パンダの1日の食事と排出量を比較する図解。竹40kgを食べて、栄養吸収率17%、うんち10kgを排出することを示している
パンダは1日いちにち40キロ食べてたべて10キロ出すだす栄養えいよう吸収率きゅうしゅうりつはわずか17%。

パンダみたいに「肉食にくしょくちょうたけ食べたべる」っていう極端きょくたんなミスマッチはヒトにはないけど、ひとそれぞれ「合うあう食べ物たべもの」「合わあわない食べ物たべもの」があるのは事実じじつなんだ。乳糖にゅうとう不耐ふたいしょう、グルテン感受性かんじゅせい特定とくてい野菜やさい張るはる油っこいあぶらっこいものでおはら壊すこわす。これは病気びょうきじゃなくて、そのひとちょう得意とくい範囲はんい違うちがうだけ

そして、その「合うあう合わあわない」を一番いちばん素直すなお教えおしえてくれるのが、ぼく(うんち)の状態じょうたいかたちいろ・におい・回数かいすう。たとえば普段ふだんはバナナかたちなのに、あるにちベタっと泥状でいじょうになったら、その前日ぜんじつ食べたたべたものを思い出しおもいだしてみる。週単位しゅうたんい同じおなじパターンが繰り返さくりかえされるなら、合わあわない食材しょくざいかもしれない。

うんちくんアプリで毎日まいにちのぼくを記録きろくしておくと、「翌朝よくあさかたち崩れくずれる」「これを食べたたべたにちいろ黒っくろっぽい」みたいなパターンが見えみえてくるよ。自分じぶんからだ合うあうかどうかは、ぼくに聞けきけばちゃんと教えおしえてくれるんだ。

まとめ

パンダのからだは、進化しんか途中とちゅう起きおき小さちいさなミスマッチを、りょう時間じかんでカバーしてる。ヒトはそこまで極端きょくたんじゃないけど、それでも自分じぶん合うあう食事しょくじひとそれぞれ。今日きょうのぼくのかたちいろ、ちょっとだけ気にきにして見てみてみない?それが、パンダから学べまなべ一番いちばん現実的げんじつてきちょうかつなんだ。